【2023年10月3日、日本、イスラエル】 – 量子ソフトウェアの開発企業であるClassiq Technologies(本社:イスラエル・テルアビブ、以下「Classiq」)は、本日、東京にオフィスを新設し、日本担当ゼネラルマネージャーに田中晃(たなか・あきら)を任命することを発表しました。田中は、量子コンピューティング・ソリューションの需要が高まる中で、国内におけるClassiqのプレゼンスを確立し、市場の成長を牽引していきます。
Classiqは、企業による現実世界向けの量子アプリケーション開発や、ハードウェアプロバイダーの製品ラインアップ拡大を支援し、急速かつ国際的に拡大しています。イスラエルのテルアビブに本社を置き、アムステルダムとボストンにオフィスを構えるClassiqは、強力な量子ソフトウェアプラットフォーム(IDE、コンパイラ、OS)の提供を通じて、幅広い開発者とバックエンドエンジニアに量子アプリケーションの開発と実行を可能にしています。
Classiqの最高経営責任者(CEO)であるニール・ミネルビは、次のように述べています。
「日本は量子コンピューティングの研究開発において、急速に世界のリーダーとして台頭しています。日本のお客様や投資家の皆様とより緊密に連携し、日本の量子エコシステムとのより深い統合の促進を可能にする、このチーム拡大の発表をうれしく思います。日本はClassiqにとって、益々戦略的な市場となっています。田中はこれまでに積み重ねてきた貴重な経験や人脈を生かし、日本での事業拡大に貢献していきます」
田中は11月1日付でゼネラルマネージャーに就任します。これまではSimilarWeb Japanで6年間ゼネラルマネージャーを務め、組織構築やビジネス拡大において重要な役割を果たしました。日本担当ゼネラルマネージャーのポストにおいて、田中は、量子ハードウェアや補完的なソリューションを提供するClassiqのエコシステムとの関係強化を含め、国内営業、マーケティング、パートナーシップ、顧客サポートを担当します。
Classiqの日本担当ゼネラルマネージャーとなる田中晃は、次のように述べています。
「量子コンピューティング業界が盛り上がりをみせている時期に、Classiqの一員となれたことを大変うれしく思います。日本には情熱と先進的な量子コンピューティングエコシステムの両方が揃っており、Classiqのサービスが貢献できると考えます。この重要な市場において、当社の持続的な拡大をリードする一翼を担えることを楽しみにしています」
Classiqの東京オフィス開設は、影響力の大きな日本の量子コンピューティング分野へのコミットメントを強調するものです。Classiqは、最先端の研究者、企業、パートナーの皆様と緊密に連携し、日本における量子コンピューティングの普及推進を目指してまいります。
■Classiqについて
量子ソフトウェアのリーディングカンパニーであるClassiq Technologiesは、アルゴリズム設計から実行に至るまで、量子コンピューティングへのシングルエントリーポイントを持つ包括的なソフトウェアプラットフォーム(IDE、コンパイラ、OS)を提供しています。あらゆるレベルの開発者に対応し、顧客が量子コンピューティング革命を最大限に活用できるようなソフトウェアを提供することで、量子コンピューティングへのアクセスを民主化することを目指しています。ローコード開発環境は、人口知能(AI)、機械学習(ML)、線形代数のバックグラウンドを持つ人々を含む幅広い人材が、量子コンピュータ・ハードウェアのプログラミングに関する深い専門知識が無くとも、量子コンピューティングの活用を可能とします。また、量子コンピュータ、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、量子シミュレータで使用するソフトウェアを提供する先進的な計算ハードウェアプロバイダーとも緊密に連携しています。ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)、HSBC、Samsung、インテーザ・サンパオロ、NTTといった強力な投資家に支えられ、Classiqの世界クラスの科学者・エンジニアチームの数十年の量子専門知識が、画期的なソフトウェア開発プラットフォームに活用されています。詳細は、LinkedIn、X(旧Twitter)、YouTubeでClassiqをフォローするか、ウェブサイトをご覧ください。