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Aliro Quantum、量子通信ネットワーク設計用のAliroシミュレータを発表

Aliro Quantumは設立以来、量子テクノロジーを身近にすることに取り組んできた。過去2年間にわたり、同社は世界初のフルスタックエンタングルメントをベースとした量子ネットワークソリューション「AliroNet™」 を導入した。私たちは以前、同社が米国初の業界主導の商用量子ネットワークであるEPBのネットワークソフトウェアプロバイダーであると報告した。


Aliro シミュレーターは、最小の光コンポーネントから最大の異種ネットワークまで、量子ネットワークのすべての部分をモデル化できる多用途のモジュール式量子ネットワークシミュレーター。離散事象シミュレーション、複数の量子状態計算バックエンド、汎用量子・古典デバイスコンポーネント、光コンポーネント、ノイズモデル、ネットワークコンセプト抽象化、サポートクラスが実装されている。


このシミュレータを使用することで、企業はテストや問題点の特定、トレードオフに関する十分な情報に基づいた意思決定を行うことが可能。企業が量子ネットワークの必要性を評価し、価値を証明し、要件に合わせた設計、最適な実装方法のガイダンスを得るための貴重な方法を提供する。Aliro Simulatorは、フォトニック・レベルからプロトコル・スタックまで、ネットワーク・スタック全体をモデル化できる柔軟性を備えている。そのネットワーク設計が価値をもたらすかどうかを示すことができるだろう。


Aliroが提供したAliro Simulatorを発表するプレスリリースはこちらのリンクから、また、ソフトウェアの製品ページはこちらのリンクから入手できる。



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オリジナル記事:Quantum Computing Report (by GQI)

翻訳:Hideki Hayashi

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