D-Wave の第2四半期
売上高:170万ドル(約2.5億円)→ 前期から12万4,000ドル、前年同期から33万6,000ドル増加
予約件数:250万ドル(約3.6億円)→ 前期は290万ドル、前年同期は100万ドル
営業費用:2,160万ドル(約31.5億円)→ 前期は2,510万ドル、前年同期は1,310万ドル
純損失:2,590万ドル(約37.6億円)→ 前期は2,460万ドル、前年同期は1,330万ドル
同社は、Advantage2 アーキテクチャの技術的進歩、量子クラウドサービス Leap の機能強化、新規顧客獲得と顧客拡大、メディア・広告最適化、商業建設、金融市場パフォーマンス予測、輸送物流などの顧客との継続的なアプリケーション開発などを報告している。また、過去4四半期に渡り、商業、教育、官公庁の各市場セグメントにおいて、115の収益支払い顧客と協業してきたことも報告した。
今回の発表で特に目を引いたのは、2023年8月8日現在の現金残高が、6月末時点の 750万ドルから 5,000万ドル(約72.8億円)以上に増加したことだ。これは同社史上最大の現金残高である。第 2四半期終了後の 6週間で、同社はリンカーン・パーク・キャピタル・ファンド LLCとのエクイティ・ライン・オブ・クレジットから約2,000万ドルを調達した。また、PSPIB Unitas Investments II Inc.と結んでいる 5,000万ドルの4年間のタームローン契約から 3,000万ドルを引き出した。
第 2四半期決算の詳細については、同社のプレスリリースを参照。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi
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