IBM Quantumシステムのアクセス計画が更新されている。まずは、100量子ビットを超えるシステムのみへの移行。これには、無料プランのアクセス・ユーザーも含まれている。ユーザーは、IBM Qiskit Runtimeで毎月10分間の無料ランタイムを得ることができる。新たに提供されるのは、量子クレジットだ。
IBMは、量子ユーティリティにアプローチするアプリケーション開発者を支援することに関心があり、研究コミュニティの選ばれたメンバーに、クラウド上でより強力なユーティリティ・スケールのシステムへの事前設定量のアクセスを提供する。
オープン・プランや量子クレジットを利用していない研究者向けに、IBMは1秒あたり1.60ドルの料金で、より高度なシステムへの追加アクセスを提供するPay-As-You-Goプランと、契約ベースで交渉するボリューム料金で、企業向けのプレミアム・プランを維持していく。
新しいQuantum Creditプログラムに関する追加情報については、IBMのブログ投稿を。IBM Open Plan、Pay-As-You-Goプラン、Premium Planの比較表については、こちらのリンクを参照。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi