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IBM、レンセラー工科大学に 127量子ビット Eagleプロセッサを設置

レンセラー工科大学(RPI)は、大学として初めてオンプレミスの IBM System One プロセッサを導入することになった。IBM にとり、自社以外の拠点への導入は、クリーブランド・クリニックに次いで2台目となる。RPIへの設置・稼働は 2024年1月までには完了予定だ。


IBMは、海外のいくつかの拠点にプロセッサーを設置しているが、現在のところ、これらのプロセッサーはすべて同社施設内に設置されている。例えば日本の東京大学など、現地のユーザーは、通信リンクを介してコンピューターにアクセスしている。オンプレミスでは、設備計画、メンテナンス、スペアパーツ、セキュリティーなど、多くの運用上の配慮が必要であり、ベンダーにとってより困難が大きい。


この取り組みは、RPI(Rensselaer Polytechnic Institute)の理事会副議長である Curtis R. Priem氏(82歳)によって支援された。この助成金は、RPIにおける量子研究のための新たな Curtis Priem量子集合体(Curtis Priem Quantum Constellation) を創設に向けたものである。Priem氏は、1993年に NVIDIA の共同創業者となり、その後、2003年に同社を退職している。全体として、RPIは量子コンピューティングのアプリケーション研究開発のために、1億5,000万ドル(216,5億円)以上を投資するという。


RPI はニューヨーク州トロイにあり、州都オールバニと、首都圏と呼ばれる地域に近い。近隣には多くの先進技術と量子活動がある。GlobalFoundries はニューヨーク州マルタに大規模な施設を持ち、PsiQuantum などのファウンドリとして活躍している。また、SUNY (ニューヨーク州立大学) Poly's College of Nanoscale Science and Engineeringには、Albany Nanotech Complex と呼ばれる大規模な最先端半導体研究施設があり、IBM や他のいくつかの主要な企業がパートナーとなっている。


詳細は、RPIでの量子プロセッサの導入計画を発表した IBM のプレスリリース を参照。



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原記事(Quantum Computing Report)

https://quantumcomputingreport.com/


翻訳:Hideki Hayashi

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