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IQMとVTTがフィンランド初の20量子ビット量子プロセッサーを設置


[ Photo of the IQM/VTT 20 Qubit Quantum Processor. Credit: IQM ]


2020年11月に発表された、フィンランドに量子コンピューターを設置するプログラムの一環として、IQMとフィンランドVTT技術研究センターは、エスポーにあるMicronova研究施設に20量子ビットの超伝導ベースのプロセッサーを設置するマイルストーンに到達。これは、2021年11月にマイクロノヴァに設置された5量子ビット・マシンに続くものである。


20量子ビットプロセッサには改善された製造、統合、シグナリング、パッケージング技術が含まれており、チームは次のマイルストーンである2024年末までの50量子ビット以上のプロセッサー設置に向けてこの技術を活用していく。さらにフィンランド政府は、300量子ビットのプロセッサーを開発する後続プログラムに7,000万ユーロ(約110億円)の予算を割り当てている。


この20量子ビットプロセッサの設置を発表するプレスリリースは、VTTのWebサイトに掲載されている。



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オリジナル記事:Quantum Computing Report

https://quantumcomputingreport.com/

翻訳:Hideki Hayashi

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