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MultiverseとIQM、特定用途向け量子コンピュータの開発で提携

Multiverse Computingは、スペインに本社を置く量子ソフトウェア企業。Singularity SDK を用いて、金融、製造、エネルギーなどの分野における複雑な問題に独自の量子、および量子インスパイアされたアルゴリズムで挑んでいる。

IQMは、欧州の量子ハードウェアメーカーで、スーパーコンピューティングのデータセンターや研究所向けに、オンプレミス型の量子プロセッサの提供に特化している。その一環として、IQMは、ドイツ連邦教育研究省(略称:BMBF)の資金提供を受け、特定のユースケースに最適化したハードウェアを提供するアプリケーション専用量子プロセッサを開発するプログラムなど、さまざまなプロジェクトに携わっている。


両社は、IQMが共同設計した量子プロセッサーと、MultiverseのSingularity SDKを緊密に連携させるため、パートナーシップを締結した。

アプリケーション固有のプロセッサを設計する場合、アプリケーションと、ソリューションを提供するために必要となる特定のアルゴリズムについて深く理解する必要があるだろう。IQMは、スペイン・マドリッドのオフィスを通じてこの取り組みを調整し、スペインの量子エコシステムのさらなる発展を支援していく。この新しいパートナーシップに関する詳細は、IQMのサイトに掲載されているプレスリリース を参照。


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