Quantum Computing Inc. (QCI)の第2四半期
売上高:11万2,000ドル(約1,600万円)→ 前期は12万1,000ドル、前年同期は6万5,000ドル
営業費用:380万ドル(約5.5億円)→ 前期は790万ドル、前年同期は480万ドル
純損失:460万ドル(約6.7億円)→ 前期は850万ドル、前年同期は510万ドル
現金同等物および短期投資:720万ドル(約10億円)
営業費用の減少は、QPhotonの合併関連支出である訴訟費用や無形資産調整によるその他販管費の減少が主因であると同社は指摘している。
同社は、2023年の最初の半年で達成した製品発表の多くについてコメントしており、その中にはDirac Series Entropy Quantum computer、Zero-Trust Cyber Security Protection solution、Non-repeatable Quantum Random Number Generator、Reservoir Photonics computing device (machine learning/predictive) 、QLiDARやPhotonic Vibrometerを含む量子センシング製品などが含まれている。
同社は、2022年5月に発表したQPhoton社の完全統合を完了し、デューデリジェンスの完了を待って、人工知能企業millionways, Inc.の最大100%を買収する拘束力のない意向書に署名した。
QCIはまた、この一年間で人員、設備、資産の面で会社の規模を倍増させ、2023年下半期の収益増加の基礎を築いたことを示した。QCIの第2四半期財務報告書のプレスリリースは、同社のウェブサイトに掲載されている。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi