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Rigetti Computing、第2四半期決算と初のQPU外販を発表

Rigetti Computing の第2四半期


売上高:330万ドル(約4.8億円)→ 前期は220万ドル、前年同期から211万ドル

営業費用:1,900万ドル(約27.7億円)→ 前期は2,370万ドル、前年同期は2,700万ドル

純損失:1,690万ドル(約24.6億円)→ 前期は1,220万ドル、前年同期は2,200万ドル


売上は前期・前年同期に対して50%以上の増加となった。現金、現金同等物、売却可能有価証券の合計は約1億550万ドルで当四半期を終了。同社は引き続き現金を使用しており、2024年後半から2025年前半に追加融資が必要になる可能性が高いと指摘している。


同社は技術的進歩を続けている。新CEOのDr. Subodh Kulkarniが注力する分野のひとつは、量子ビットの忠実度を向上させることである。現在は、正方形の格子と量子ビット間の調整可能なカプラを使用する Ankaa と呼ばれる新しいアーキテクチャに取り組んでいる。このアーキテクチャは、より高速なゲート、より高密度の格子、より高い忠実度、より優れた忠実度を提供し、エラー訂正により適していると告げる。


この新しいアーキテクチャを使用して、彼らは研究室で一つのダイに84量子ビットを持つプロトタイプAnkaa-1を作成し、現在Riverlaneのエラー訂正技術の研究のためにアクセスを提供していると発表した。そして、Ankaa-2と呼ばれる最新のデバイスで中央値98%の2量子ビット・ゲート忠実度を達成することを目標に、設計の改良を続けており、年内に一般公開する予定である。そして2024年には、99%の忠実度に到達することを目標に、Ankaa-2の最適化への取組みを続ける。その次のステップは、Ankaa-2デバイスを4つ並べることで336量子ビットを実現する、コードネーム「Lyra」と呼ばれるマルチダイベースのプロセッサを開発することである。


Rigettiはまた、がこのアーキテクチャを使用した9 qubitデバイスを作成し、このQPUを国立研究所に販売したことを明らかにした。顧客が既に非常に高価な部品である希釈冷蔵庫を所有していたため、その販売価格は100万ドル未満であると示した。同社は、このデバイスについて潜在顧客からさらなる問い合わせを受けており、将来的により多くの販売が見込まれると述べている。また、アブダビのADIAラボとの共同プロジェクトとして、金融アプリケーションの確率分布分類への量子応用を研究しているところだ。


Rigettiの第2四半期の業績、技術的進歩、ロードマップ計画に関する追加情報はプレスリリースを参照、他にSECへの第10四半期報告書、第2四半期の業績に関する会議の記録、2023年8月の投資家向けプレゼンテーションはこちらのリンクから入手できる。



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オリジナル記事:Quantum Computing Report

https://quantumcomputingreport.com/

翻訳:Hideki Hayashi

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