米国国立科学財団(NSF)が、Unitary Fundに2年間の助成金を提供。量子エラー緩和のアルゴリズムを開発するオープンソースのMitiqプロジェクトをさらに推し進めていく。この助成金は、昨年開始されたNSFのPOSE(オープンソース・エコシステムへの道)プログラムによって授与される。
Mitiqは、その導入以来、世界中で50人以上のコントリビューターと10万以上のダウンロードを記録しており、かなりの人気があることが証明されている。現在、ゼロノイズ外挿、確率的エラーキャンセル、可変ノイズクリフォードデータ回帰、デジタルダイナミックデカップリング、読み出しエラー緩和など、さまざまなエラー緩和アルゴリズムを提供している。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi