米国空軍研究所の情報局 (AFRL) は、以下を含む 5つの重点分野における量子研究を支援するために、 5年間で 5億ドルの資金提供を見込んでいる。
量子アルゴリズムと計算
量子情報処理
Memory-Node-Base 量子ネットワーク
量子プラットフォーム各種
量子情報科学
この新しい要請は、最近発行された政府の Broad Agency Announcement (BAA) に記載されている。
彼らは通常 50万ドルから 2,700万ドルの資金を提供、さらに 9,990万ドルもの提供が予定されている。個々のプロジェクトの期間は、36か月を超えないものとしている。
資金提供を受けるにはまず、タイトル、連絡先情報、推定コスト、タスク目標、技術的概要、および提案された成果物を含む 2~4のホワイトペーパーを提出。ペーパーの提出期限は年度ごとに推奨期限があり、次回の推奨期限は 24年度の 2023年9月30日である。ペーパーを受け取ったら、AFRLは以下の項目についてレビューをおこなう。
総合的な科学的・技術的メリット
関連する経験、オープン性、成熟度、技術保証
費用・手数料案の合理性・現実性
研究分野と期待される結果が一致していると判断されたホワイトペーパーは、資金調達の検討のため、最終版として技術およびコストの提案書を提出するよう要請される
ホワイトペーパーの提出に関心のある方は、SAM.govのWebサイトから関連するすべての契約条件を含むBAA FA 8750-23-S-7001をダウンロード できる。
※参考
Broad Agency Announcement (BAA) :米国国防総省やその他の政府機関が、新しい技術や研究開発に関するアイデアや提案を募集する公告のこと
=============================
原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi
Коментарі