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BASF が SEEQC主導の QuPharma プロジェクトに参加し、量子化学反応シミュレーションの研究を行う

ドイツのダルムシュタットにある Merck KGaA は世界最大級の化学企業であり、活発な量子研究活動を行っている。既にいくつかの量子企業と提携しており、その中には為替の最適化を探るための Multiverse との提携、気候変動の潜在的な影響を調べるための Pasqal との提携などかある。QuPharma コンソーシアムは、2021年に Innovate UK から680万ポンド (約12億円) の資金提供を受けて設立された。医薬品開発における法外な高コストへの取り組みとして、商業的にスケーラブルなアプリケーションに特化した量子コンピュータを構築を目標としている。


SEEQC が主導し、さらに Riverlane、Oxford Instruments、University of Oxford、Medicines Discovery Catapultなどのパートナーと、英国の National Quantum Computing Centreや Hartree Centre などの Science and Technology Facilities Council のメンバーが参加している。BASF がこのグループと共同で研究する具体的な問題には、均一系触媒としても知られる溶解触媒の量子シミュレーションが含まれる。この新しいコラボレーションに関する追加情報は、SEEQC が提供するプレスリリース を参照。



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原記事(Quantum Computing Report)

https://quantumcomputingreport.com/


翻訳:Hideki Hayashi

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