先週、オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州が、国内での量子研究開発と雇用を促進するために、700万豪ドルの予算で量子コンピューティング商業化基金(QCCF)を設立したことを記事にした。また、Diraqがシリコンスピンベースの量子ビットの研究を続けるために、同基金から300万ドルの助成金を受け取ったことも伝えた。今回、この基金からさらに2つの助成金が発表されている。
最初の追加助成金は Quantum Brilliance へのもので、同社は室温 NV Diamondベースの量子加速器の開発と商業化に対して 144万豪ドルを受け取る。2つ目の助成金は、Q-CTRLに対するもので、同社の量子制御および量子センシング技術の開発と商業化の継続を目的としている。
これらの賞に関する詳細は、オーストラリアのウェブサイト startupdaily で見ることができる。
=============================
原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi
Comments