2022年8月に署名された米国Chips and Science Actの一環として、2023会計年度から2027会計年度までのプログラムに100億ドルが割り当てられ、分散した20の地域に技術・イノベーション・ハブが設立された。技術ハブにおける20の受賞者は、10の異なるカテゴリーで合計192の応募の中から選ばれた。最初のステップとして、コロラド州テックハブは最高50万ドルの計画助成金を受け、その後2024年に提供される5,000万ドルから7,500万ドルの実施助成金を申請することができる。
コロラド州には、ボルダーにあるNISTの主要施設、コロラド大学ボルダー校、JILA研究所、量子コンピューティング企業のAtom Computing、Quantinuum、Infleqtionのほか、Maybell Quantum、Vescent Photonicsなど多くの量子サプライヤーがあり、量子に関する活動はすでに活発に行われている。同地域の企業は量子技術を促進するため、70以上のメンバーで構成されるコンソーシアム「Elevate Quantum」を設立してた。
その他の情報はThe Colorado Sunの記事、コロラドの量子プロモーションビデオ、コロラド州知事Jared Polis氏のColorado Tech Hub awardへの支持状で確認できる。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi