今回の受賞は、エネルギー省(DOE)の資金提供機会公募に基づくもので、量子コンピューティングに関する3つの重要な疑問に答える研究を支援する。
量子コンピュータができることと、できないことについて、量子プロセッサの基本的な物理的限界は何を教えてくれるのか?
NISQ(Noisy Intermediate-Scale Quantum)デバイスを使って、量子コンピュータがいつ、どのように役立つのか、どのようにするとその結論を出せるのか?
計算科学のフロンティアを前進させるために、与えられた (既存または仮想の) 量子プロセッサの有用性を評価するにはどうすればよいか?
今回の助成金により、オークリッジ国立研究所、ミトレ・コーポレーション、および 10の大学を含む合計 12の組織が資金援助を受ける予定。これらの組織のいくつかは、特定のプロジェクトで協力しており、計 6つのプロジェクトが進行中だ。
これらのプロジェクトは、ほとんどが4年間の期間で実施され、量子技術の評価、NISQ コンピュータの限界、量子ビットの接続性、量子ベンチマーキングへのアプローチなどのトピックに取り組んでいく。
=============================
原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi