EAGLYS、三井物産、Quantinuumは提携して、Quantum OriginをEAGLYSのセキュア計算製品DataArmorに統合した。これにより、量子技術による暗号化データへの脅威に対してプラットフォームが強化される。
DataArmorは同型暗号を使用し、暗号化を維持しながらデータ分析を可能にし、機密データやAIモデルを保護する。Quantum Originは、量子コンピューティングプロセスを使用して暗号化キーを強化するソリューションであり、 統合によってコンピューティング・ベースの攻撃に対するDataArmorの復元力が強化される。
将来的に大きな価値を生み出すことが期待される量子コンピュータは、暗号セキュリティ対策にとって脅威となっている。広く使用されている暗号アルゴリズムのRSAは、遠からずサイバー犯罪者によって解読され、機密データが漏洩するかもしれない。組織は、悪意のある第三者が暗号化されたデータを盗み出し、将来の復号化のために保存する「Hack now, Decrypt later(今すぐハック、後に復号)」攻撃に対する懸念を強めている。
このコラボレーションを発表したQuantinuumのニュースリリースは、同社のWebサイトで確認できる。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report (by GQI)
翻訳:Hideki Hayashi
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