昨年12月、電力会社の EPB が Qubitekk などが提供する量子通信デバイスを用いて、テネシー州チャタヌーガ都市圏に商用量子ネットワークを構築している様子を記事 にした。EPQ 量子ネットワークは、量子通信を様々な用途に活用するための実験を希望する政府、産業界、学界などに提供される予定だ。EPB は今回、量子ネットワーク制御機能を提供するために、Aliro Quantum の AliroNet™ ソフトウェアを採用。EPB 事業者が物理的な量子ネットワークインフラを管理・監視し、エンドユーザーが EPB量子ネットワークサービスを定義、検証、スケジュール、実行、制御できるようにするための事業者向けインターフェースを提供する。また、このソフトウェアは、プールされた量子ハードウェアリソースへのアクセスの管理と、スケジューリング、量子ネットワーク上のルーティング、エンドユーザー・サービスのワークフロー実行を行う。詳しくは Aliro Quantum の採用が発表されたプレスリリース を参照。
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原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi