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IQM、量子クラウドアクセスの提供で ドイツ・テレコムの子会社 T-Systems と提携

IQM は、T-Systems と覚書を締結し、T-Systems の顧客にクラウド経由で IQMコンピュータへのアクセスを提供する。このプロジェクトの一環として、T-Systemsは顧客のトレーニングやユースケース開発を支援する様々なサービスを顧客に提供する予定だ。このサービスは、初期トレーニングのための 1日から、顧客のユースケース開発を支援するための数ヶ月に及ぶものまである。


T-Systems はドイツ・テレコムの子会社で、ヨーロッパ最大級のITサービス企業である。従業員数は 28,000人を超え、2020年の売上高は42億ユーロ(約6,450億円)だった。この取り決めは、T-Systemsが3月に発表した、IBMの 127量子ビット Eagleプロセッサへのクラウドアクセスの提供と同様のものだ。この新たな発表は、IQM が VTT と行ったフィンランド初の商用 54量子ビット量子コンピューター、IQM主導のコンソーシアム(Q-Exa)によるドイツの HPC量子アクセラレーター、スペインの量子アクセラレーターなど、顧客獲得に関する他のいくつかの発表に続くものである。


両社の合意に関する追加情報は、ドイツテレコムのWebサイトにあるプレスリリース を参照。



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原記事(Quantum Computing Report)

https://quantumcomputingreport.com/


翻訳:Hideki Hayashi

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