Kipu Quantumは、ドイツのカールスルーエに本社を置く量子ソフトウェア企業。特定のユースケースとハードウェアアーキテクチャに最適化されたアルゴリズムの圧縮方法を使用して、近いうちに商業的に有用な量子コンピューティングソリューションの提供を目指している。QuEra はボストンに本社を置くハードウェア企業で、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学の研究に基づいて中性原子量子プロセッサを開発している。両社は、大規模最適化問題の解決策を提供するために協力することになった。
Kipu がこれに使用する特別な技術には、アルゴリズムをさらに圧縮するためのアナログとデジタルのエンコード方法を組み合わせただけでなく、ハードウェア固有の糖尿病対策方法の開発が含まれている。彼らはまた、QuEraのField Programmable Quantum Array(FPQA™)技術を活用。この技術により、ユーザーはグリッド内の位置に量子ビットを配置することができる。これにより、他のゲートベースのシステムでは利用できない方法で問題の制約をエンコードすることが可能となる。
QuEra は、256量子ビットのマシンを製造し、これは現在 Amazon Braket を通じて、または直接 QuEra から使用することができる。さらに高度な次世代を開発中だ。これらの2つの企業のパートナーシップを発表するプレスリリースは、QuEraのWebサイトで、こちらのリンク から確認できる。
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原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi