Oxford Quantum Circuits (OQC) は、Quantum Assembly Toolchain (QAT) と呼ばれる新しいオープンソースソフトウェアをリリースした。これは、QASMv2.0とベースプロファイル準拠の量子中間表現(QIR)の両方で書かれた回路の入力をサポートする、低レベルでPythonベースのコンパイラだ。また、OpenPulseインターフェースによるパルスレベル制御をサポートし、オプティマイザ機能を内蔵しているほか、QuantinuumのTKETのオプティマイザ機能もサポートしている。
ユーザーは、OQCのプライベートQCaaS(Quantum Computing as a Service)またはAWS Braketを通じてアクセスできる。OQCの目標の1つは、ユーザーが自分の特定のニーズに合わせてソフトウェアを実験、調整、機能貢献できるように、柔軟性を持たせることだ。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi