この量子コンピュータは、planqc の中性原子技術を使って今後3年半かけて構築され、100以上の量子ビットを搭載予定だ。このプロジェクトで planqc を支援するのは、レーザーシステムとソフトウェアアーキテクチャの重要なコンポーネントを提供する Menlo Systems と ParityQC である。この受注は、DLR がさまざまな種類の量子コンピュータに関する調達の1つである。2022年10月、DLRは様々なタイプのイオントラップ型量子コンピュータを含む 5つのサブプロジェクトに対して2億850万ユーロ (2億800万米ドル) の契約を結んだ。他のプロジェクトと同様に、planqc はウルムの DLRイノベーションセンターに専用のラボとオフィススペースを持つ。この受注に関する追加情報は、planqcのWebサイトに掲載されたプレスリリース と、DLRのウェブサイトに掲載された別のプレスリリース (ドイツ語) で確認できる。
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原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi