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2023年の Quantum Computing Report 読者アンケートからの洞察

私たち QuEra は、量子コンピューティングの進化する風景を理解するために、今年早い段階で包括的なアンケート調査を実施しました。Quantum Computing Reportの読者における量子コンピュータに関する認識、理解、期待を評価することが主な目的でした。


95名の参加者がアンケートに参加してくれたことを嬉しく思います。このレポートでは、アンケート結果の詳細な分析を提供し、読者たちの量子コンピューティングに関する考えと視点についての洞察を示しています。


全ての参加者に対して、貴重な貢献に感謝申し上げます。


Demographics 統計情報


以下の国々からアンケートの回答が記録されました:


回答者は、量子コンピューティングに対する興味の文脈を共有しました:



Type of usage 利用形態


予想通り、上位3つの応用は機械学習、最適化、シミュレーションでした。



現時点では、IBMの量子コンピュータが明らかに最も広く使用されています。


IBM のコンピュータが最も人気があることを考慮すると、最も多くの回答者が IBMのクラウドを使用しているのは当然と言えます。


Paying for quantum 量子の値段


現在、ほとんどの回答者は量子コンピュータへのアクセスに対して料金を支払っていません。さらに、その中でもさらに少ない割合の回答者がトレーニングやアルゴリズムの開発に対しては料金を支払っているようです。





Business vs. Quantum advantage ビジネス vs 量子アドバンテージ


結果は、ビジネス(量子コンピュータを使用してプロセスの改善やコスト削減を組織に提供すること)が最も重要だと考える人と、量子アドバンテージ(量子ソリューションがどんな古典的なソリューションよりも優れていることを示すこと)が最も重要だと考える人とでほぼ均等に分かれています。




Attitudes about the quantum market 量子市場に対する態度


この一連の質問では、回答者に対して1(完全に同意しない)から6(完全に同意する)のスケールでいくつかの質問にどれだけ同意するかを示すように求められました。以下のグラフは、回答の分布と回答の加重平均を示しています。


いつ量子による利益が生まれるのか、一部の人々は苛立ちを感じています。



回答者は、求める利益を得るために代替の量子アーキテクチャを探求することに非常にオープンでした。


ほとんどの回答者は、自組織に支援が必要である点に同意しています(ただし、現在はそのような支援に対して予算は使用せれていません)。


ベンダーの選択は、フォールトトレラント・量子コンピュータに到達するための彼らの希望に依存しています。


異なる手法やアーキテクチャを探求する姿勢を維持しているため、回答者は企業が1つのベンダーに固執すべきではないと考えています。


同様に、どのモダリティが量子レースの勝者になるかについてはかなりの不確実な状況です。


新しいアーキテクチャに対するオープンな姿勢があるため、新しい開発環境を学ぶ意欲が強いです。


Summary


「Quantum Computing Report Reader Survey 2023」は、QuEraが実施した調査で、量子コンピューティングに関する読者の認識、理解、期待について貴重な情報を提供しました。95名の参加者が集まり、この調査は使用方法、好まれるプラットフォーム、支払い意欲、そして量子市場に対する態度など、量子コンピューティングに関するさまざまな側面を明らかにしました。


調査の結果、読者の間で量子コンピューティングの主要な3つの応用分野は機械学習、最適化、シミュレーションであることが明らかになりました。IBMの量子コンピュータが最も広く利用されており、多くの回答者がIBMのクラウドサービスも活用しています。しかし、多くの回答者は現在量子コンピュータへのアクセスやトレーニング、アルゴリズムの開発に支払いを行っていないことがわかりました。


調査では、ビジネス上の利点を重視する人と、量子上の利点を追求する人との意見に分かれる傾向が見られました。さらに、回答者は量子の恩恵を得るまでのペースについて一部の不満を表明しましたが、代わりの量子アーキテクチャを探求する柔軟性を示しました。ベンダーの選択については、誤り耐性コンピュータへの進路に強い影響を受けることがわかりました。


興味深いことに、回答者の間で一致した意見として、組織は単一のベンダーに縛られるべきでないという点がありました。また、どのモダリティが最終的に量子の競争を主導するかについても大きな不確実性があるという共通の認識がありました。これに対応して、新しいアーキテクチャへのオープンさは、新しい開発環境を学ぶ意欲にも反映されていました。



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原記事(Quantum Computing Report)

https://quantumcomputingreport.com/


翻訳:Hideki Hayashi



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