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Quandela、水力発電ダムの構造シミュレーションでフランスのエネルギー企業EDFと提携

両社は、Quandela の光量子コンピュータを用いて、水力発電用ダムの変形に関する数値シミュレーションを行っていく。目標は、エネルギー消費を削減しながら、これらの計算の精度と速度を向上させることである。これは、量子アプローチを使用して微分方程式を解決し、アルゴリズムを開発する Quandela の専門知識が活用するものだ。


EDF は、2021年の売上高が 845億ユーロ (約12兆円) で、15万人以上の従業員を擁するフランスの非常に大きな国営エネルギー会社である。2018年からは、フランス企業の中でもいち早く量子技術の活用を調査し、積極的に活動している。2017年に設立されフランスのパリ近郊にあるQuandelaは、量子フォトニック・プロセッサを開発しており、 「Perceval」 と呼ばれる独自のフォトニック・コンピュータプログラミングおよびシミュレーション・ソフトウェアパッケージも開発している。このパートナーシップに関する追加情報は、Quandela のサイトに掲載されたニュースリリース で確認できる。



※参考

Perceval:パーシヴァルまたはペルスヴァル:1180年代にフランスの詩人クレティアン・ド・トロワによって著されたアーサー王の伝説を描いた騎士道物語。

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