オランダの超伝導量子プロセッサチップを提供する QuantWare が、Forward.Oneが主導するラウンドで 600万ユーロのシード資金を獲得した。QDNL Participations Fund と Graduate Entrepreneurが追加で参加している。「量子コンピューティングの Intel 」 を目標とする同社は、スタンドアロンで量子コンピュータを構築したい組織向けに量子プロセッサチップを販売している。あるサプライヤーから完全な量子コンピュータを購入する場合の 10分の1 のコストで導入できるとしている。
直近で、Tenor と呼ばれる 64量子ビットQPUを発表した。この新しいチップは QuantWare の特許取得済み3Dアーキテクチャを使用しており、将来の製品をより大容量に拡張することが容易になるかもしれない。同社はまた、イスラエル初の完全機能型量子コンピュータにプロセッサチップを提供する企業にも選ばれた。このチップに関する追加情報はニュースリリース で、またこのデバイスのウェブページ 、紹介ビデオ を参照。
=============================
原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi