ハーバード大学のMIT超低温原子センターで、中性原子技術を使用して開発された、256量子ビットのシミュレータについては、昨年7月の記事でご紹介した通り。量子シミュレーターは、プログラム可能な汎用的な量子コンピューターとは違う点を押さえておきたい。特定の用途には非常に有効だが、ゲート型コンピュータのように、多種多様な量子アプリケーションをサポートすることはできない。QuEra社は、この技術を商業化し、近日中に一般公開する予定だ。ウェブサイトに掲載されているロードマップによると、この256量子ビットのシミュレータの他に、64量子ビットのプログラム可能なコンピュータを近日中に発表し、2024年には1024量子ビットを発表する予定になっている。
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