昨年12月、テネシー州チャタヌーガ地域の電力・通信会社 EPB が、量子ネットワーキング・サプライヤーである Qubittekk の機器を使用して、新たな量子ネットワークを構築していることをお伝えした。EPB は今回、このネットワークに接続し、量子ネットワーク・アプリケーションのテストを開始する顧客の募集を開始した。
このネットワークは、216本の専用ダークファイバを持ち、チャタヌーガのダウンタウン全体で10の量子相互接続ノードがあり、拡張性を高めるために地域全体をカバーする 9,000マイルの光ファイバーネットワークを使用している。ネットワーク設計は、さまざまな顧客のニーズにあわせて構成可能で、柔軟性を兼ね備えたものだ。EPBは顧客と協力し、顧客のネットワーク設定、さまざまなユースケースのオプションのレビュー、さまざまなサブスクリプションパッケージを提供することで、顧客を支援する。EPBはまた、最大 25Gbpsの速度を提供する米国最速の古典的なインターネットネットワークの一つを運用している。
EPB Quantum Network Powered by Qubitekkのこの最新の開発に関する詳細は、このネットワークのWebページ や、EPBの Webサイトに掲載されている応募受付開始のプレスリリース を参照。
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原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi